サイナスリフトについて

上顎洞挙上術(サイナスリフト)

http://www.implant-map.jp/imp8/s-01.jpg

上顎骨の内部には上顎洞と呼ばれる大きな空洞が存在します。

http://www.implant-map.jp/imp8/s-02.jpg

歯がなくなると、歯槽骨の吸収が進行します。上顎の場含は、図のように上顎洞の拡大も進行する可能性もあり、歯槽骨はさらに薄くなります。

http://www.implant-map.jp/imp8/s-03.jpg

歯槽骨の骨量が少なくなると、インプラントが埋入できなくなリます。

http://www.implant-map.jp/imp8/s-04.jpg

歯槽骨の薄い部分の上顎洞底部に移植骨や骨補填材を填入することで、インプラントを埋入できるようになります。上顎洞底へのアプローチ のしかたにより、側方からのアプローチ法(ラテラルウィンドウ、狭義のサイナスリフト)と歯槽骨頂からのアプローチ法(クレスタルアプローチ、ソケットリ フト)の2つがあります。

治療の流れ

右上大臼歯部にインプラント埋入を計画。
拡大
上顎洞の側方の歯肉を剥離します。
上顎洞側壁の骨を削り、窓を開けます。この小さな窓から上顎洞粘膜(しゅないだー膜)を持ち上げます。
上顎洞粘膜が持ち上がってできたスペースに、骨あるいは人工骨を填入します。
上顎洞の側壁を戻し歯肉をもとに戻します。
骨が成熟したら、インプラントを埋入します。

症例について

術前パノラマX線写真
CTデータより3D画像を構築
左上に2本のインプラントを計画 上顎咬合面観
   
術前CT 1
第二小臼歯部 インプラントをシミュレーション
術前CT 2
第一大臼歯部 インプラントをシミュレーション

サイナスリフト手術

術前 術後
術後CT 1
第ニ小臼歯部 サイナスリフトと同時にインプラントを埋入
術後CT 2
第一大臼歯部 サイナスリフトによりインプラントの埋入が可能
術後レントゲン写真
特徴 上顎の歯槽骨が薄く、上顎洞が低い位置にある場合、
上顎洞底部を持ち上げた隙間に骨移植や再生療法などを行うことで骨造成を誘導し、
歯槽骨幅を確保する再生療法。
期間 3~6か月
(インプラント治療の場合。骨再生までの期間のため、個人差あり)
リスク 患部の腫れ・痛み/副鼻腔炎の恐れ/術後の出血
価格 330,000円~495,000円
(片側・税込)
※金額は症例により異なります。

診療メニュー

治療の目標を共有し、患者さまと共に二人三脚で歩んでいく姿勢が重要だと思います。
患者さまに合わせて治療期間、治療費、治療内容をご説明いたします。
そして、いくつかの選択肢の中から最適な治療法が選べるように私たちがお手伝いさせていただきます。

初めての方へ

初めての方へ