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  • 歯周病が全身に及ぼす6つの影響(前編)
  • 1.アルツハイマー病

    歯周病がアルツハイマー病に関与

    日本は超高齢社会を迎え、認知症の患者数は 300 万人を超えています。その半数以上のアルツハイマー病において、根本的な治療法は未だ解明されていません。
    アルツハイマー病の指標の一つ、アミロイドベータタンパクの脳への沈着は、発症以前に出現していることが明らかになりました。

    歯周病菌がアルツハイマー病の病態を悪化

    国立長寿医療研究センターの松下健二氏らの研究グループは、歯周病がアルツハイマー病に及ぼす影響を研究するため、アルツハイマー病の実験を行っています。研究グループは、歯周病菌に感染させたマウスと健康なマウスでの行動の変化や、脳内の病態を比較する実験を行いました。その結果、歯周病がアルツハイマー病の悪化に関与している可能性が示唆されました。

    左図は脳内の“海馬”と“皮質”という場所で調べたアミロイドベータの面積を比較した表です。

    赤が歯周病菌に感染させたマウス (P.g. 投与群 ) で、青が健康なマウス (Control 群 ) です。どちらの場所も赤の歯周病菌に感染したマウスの方がアミロイドベータの面積が多いことがわかります。元気な老後を過ごすために日頃から歯周病のケアを欠かさないようにしましょう。

    2.妊娠中歯周病と低体重児

    重低出生体重児は、生後、心血管障害や肥満,脂質異常症,高血圧になりや すいとの報告があります。歯周病になっている初産妊婦は、健康な妊婦に比べて早産・低体重児出産になる確率が 7.9 倍高いことが報告されています。

    3.歯周病と心筋梗塞

    心筋梗塞とは、動脈硬化により心筋に血液を送る血管が狭くなったり、ふさがってしまい心筋に血液供給がなくなり死に至ることもある病気です。動脈硬化は、不適切な食生活や運動不足、ストレスなどの生活習慣が原因とされていましたが、別の原因として歯周病原因菌などの細菌感染がクローズアップされてきました。
    歯周病原因菌などの刺激により、動脈硬化を引き起こす物質が出て血管内にプラーク ( 粥状の脂肪性沈着物)が出来、血液の通り道は細くなります。
    プラークが剥がれて血の塊が出来ると、その場で血管が詰まったり血管の細いところで詰まります。

    日頃の検診が重要

    歯周病はサイレントディジーズ (Silent Disease :静かなる病気 ) と呼ばれ、痛みが出ずに進行していく病気です。検診で検査を行うことでご自身では気付けないお口の中の病気を発見することができます。

    当院にて随時受付中

    当院では、医学的根拠に基づき3~4ヶ月毎の検診をお薦めしております。
    お電話または、E-Parkよりネット上で随時ご予約を承っておりますので、
    妊娠中歯周病と低体重児、重低出生体重児は、生後、心血管障害や肥満,脂質異常症,高血圧になりやすいとの報告があります。歯周病になっている初産妊婦は、健康な妊婦に比べて早産・低体重児出産になる確率が 7.9 倍高いことが報告されています。

    歯周病はすぐに治る病気ではないため、日頃から将来のお子さんの為にケアをしておくことが大事です。
    お気軽にお問い合わせください。

     

    次回予告

    “ 歯周病が全身に及ぼす6つの影響”について今回は3つ紹介させて頂きました。
    次回の後編では、5人に1人が発症するといわれている生活習慣病や、今や死因第3位になってきている病気等と“歯周病”との関係についてお伝えします。

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    日付:   カテゴリ:ITSデンタルニュース

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